そして前回お話したイル・コテキーノさんのシャルキュトリーに最高の組み合わせだったのは、こちらタケダワイナリーさんのアストール赤です。
こちらのワインは最近になってワインショップやレストランなどで見かけることも多く、なんだかお洒落なラベルだし気にはなっていたのですが、甘口との表記になかなか試す機会がなかったワインです。いや、甘口は好きなのですが、まずレストランではなんとなく後回しになってしまいませんか?甘口って。
しかもどの程度甘いのか判らないと、何の料理に合わせられるのか判らないですし。
今回の試飲会で早速試飲してみたら、
素直に「美味しいっ」と思える心地良い甘さ。
品種がブラッククィーンという酸をしっかりと持つぶどうから造られているのもポイントで、軽やかな甘さに仕上がっています。
代表の岸平典子さんに
「この甘さならフルボトルでも食事と一緒にするする楽しめるかも〜」と伝えたところ、「以前はフルボトルだったんですけどねー。やはり甘口というとなかなかフルボトルを試される方も少ないので、ハーフサイズにしてラベルもリニューアルしてみたんですよ」だそう。
なので以前からこのワインが好きで食事の時に楽しまれている方々はフルボトルの引退?を惜しまれているとか。
う〜ん、解る、解る。
しかし確かにこうやって試してみないと、
なかなかフルボトルでいきなり注文は出来ないのも、解ります。
そんなこんなの後、
岸平さんに勧められてシャルキュトリーを頂きに行きました。
食べてみてから何のワインを合わせるか考えよう、と思い食べてみたところ「この程よい塩気、そして脂の甘味には、それこそタケダワイナリーさんのアストール赤かもっ。」
いそいそとまたタケダワイナリーさんのブースに戻り、アストール赤をお代わりしたのですが、これがもう最高の組み合わせでした。
塩気や脂の甘味を美味しく引きてるワインの甘み、
そして黒ブドウではありながら強すぎないタンニンは
バランス良くマッチします。
皆さん、機会がありましたらぜひ試されて下さい。
タケダワイナリーさんのアストール赤とシャルキュトリー。
ハーフサイズなら二人でシャルキュトリーの盛り合わせを楽しむのにもちょうど良い量ですよ。
ちなみに残念ながら、イル・コテキーノさんには
このアストール赤の扱いはないそうです。
この組み合わせ、とーっても美味しいですよ!と
シェフ佐竹さんにも、タケダワイナリーの岸平さんにも
報告してしまいました。
うるさい酔っぱらいだと思われたかも。。。?
コメントをお書きください