ワイン検定ブロンズクラス

すっかりブログの更新が滞ってしまいましたので、しばしバリバリ頑張っていきたいと思います。

 

先月15日に開催したワイン検定ブロンズクラスを受検頂いた皆様お疲れ様でした。

見事全員合格おめでとうございます。

写真はその時の合格祝賀会でお寿司屋さんへ行ったときのものです。

ワイン検定は受験者の方が希望すれば当日に採点を行い結果発表となるので、

(大抵の場合皆さんそれを希望します。まあ、そりゃそうですよね)採点後、皆さん結果が出た後にすっきりとしたご気分で合格祝賀会となります。

もちろん事前に「検定試験が終わったら合格祝賀会しませんか?」と皆様のご都合を確認しお店を予約していますので、万が一不合格の際は「お疲れ様会」ないしは「残念会」に早変わりするのですが、今までのところワインサロン・アンサンブルで受験される皆さん本当に真面目に勉強され、見事全員合格されています。

 

さて、今回はいつも私がお邪魔している教室からも程近いお寿司屋さんで合格祝賀会と相成りました。

こちらでは時折持ち込み料をお支払いしてワインの持ち込みを許して頂いています。なので今回も事前に受験者の方に「お寿司と合わせてみたいワインがあったらお持ちくださっても結構ですよ〜」とお伝えてしていたところ、

ある方がお持ち下さったのが写真のワインでした。ラベルにくっきりと「寿司」と書いてありますが、なんとスペインのワイン。

「オロヤ 寿司ワイン」ウニオ・セラーズ・デル・ノヤというワイナリーなのですが、こちらには日本人女性がワインメーカーとして働いており、このワインを手がけているそうです。

 

果実味というよりミネラルを感じさせるフレッシュで爽やかな味わいは、

確かに刺し身や寿司のネタに幅広く合わせて楽しむことが出来ました。

刺し身や寿司はネタによってワインの合う合わないが顕著に出ます。

欧米のようにオリーブオイルやバターなどといったソースを用いたり、ハーブやスパイスを多用する調理法であればワインとの相性は広がるのですが、素材で勝負!といった日本の刺し身や寿司は(もちろん職人さんによって様々な仕事はされているわけですが)欧州の魚料理と比べるとダイレクトに素材とワインとの相性が求められるように思います。

なので、このワインのように幅広く刺し身や寿司に合わせることが出来るワインというのは、実はありそうでそう多くはありません。


ご自宅で買ってきたお寿司や出前を楽しむときに、ネタに合わせて何本もワインを開けるのは現実的ではありませんし、そんなときにこのワインはもってこいではないでしょうか。

もし機会あれば皆様ぜひお試しくださいませ。