ニュージーランドのシラー

少し前に英国のワイン商ベリー・ブラザーズ&ラッドの試飲会に参加してきました。

シャンパーニュ、ブルゴーニュ、ニュージーランド、ボルドー、スペインなどの今お勧めのワインが50種類ほど並んでいました。ブルゴーニュワインの専門家ジャスパー・モリスさんもいらしており、特にブルゴーニュのブースは賑わっておりました。


しかし私のこの日の発見は、ニュージーランドのワイン。テ・マタのシラーとガメイです。

ニュージーランドのシラーやガメイとはなかなか珍しいですが、あの、皆さん、ニュージーランドのピノ・ノワーの香りや味わいを想像してみてください。あの独特な華やかさ、それはブルゴーニュとも違う、まるで極彩色の絵柄のような、ちょっとエキゾチックな雰囲気、ありませんか?ガメイやシラーもやはりそのような感じなのですが、それが品種の特性になかなか合っているように思います。しっとりと、というよりはカラッとした広がりのある、スパイシーな味わいのニュアンスは、これから夏に良いのではないかと思います。写真はシラーですが、ガメイの方がパーン!と広がる勢いがさらに顕著で、個人的には花火大会に持って行きたい雰囲気でした。

それにしても、試飲会も終了間近に撮っている写真のため、写真が傾いているのが恥ずかしい。。。