私が個人のお宅にお邪魔してセミナーやイベントを開催させて頂くこともあります。
写真は今月開催した「代表的な白ぶどう3品種ブラインド・テイスティング大会」の時のもの。
今現在「世界のワイン産地を巡る」をご受講くださっている皆様なのですが、時折イベント的にお楽しみ講座を開催させて頂いております。
今回の内容はご受講の皆様よりリクエストを頂いたもので「この辺りでちょっと腕試し?をしてみたい!」というご希望から企画した内容でした。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
内容はシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリングという白ワインを代表する3つの品種をそれぞれ違う産地で3種類ずつご用意し、合計9本のそれらのワインをブラインドで試飲頂くというもの。
最初に3品種の特徴などを色々な観点から皆様に考えて頂き、まずは品種の特徴を整理してからブラインド大会をスタートです。
この日ご用意しているワインのそれぞれの産地は最初にオープンにして、もし品種だけでなく、産地がそのなかのどれかを予想できる方はそれも当ててみてくださいね、という内容に。
もちろん今回は品種を3つに絞っていますが、それでも思うほど簡単ではないのがブラインド・テイスティング。
興味深いのは、やはり得意不得意の品種があることでしょうか。
リースリングの特徴を掴んでいる方は、リースリングは全部正解されていますし、逆にリースリングが苦手な方もリースリングを全て正解されていたりするのが面白いところです。
そして意外とソーヴィニヨン・ブランとシャルドネが逆になるケースも多く見られました。
上位二名の方は圧倒的な正解率!見事ご用意した景品を手にされました。
ちなみに今回の景品はカカオ・サンパカの「サル・ディ・イビサ」。
イビサ島の塩が入っている最近私の美味しい発見チョコレートです。
(今週末のチョコレート会に向けて色々準備しているときに見つけたものです。皆様チョコレートとフランスワインの会もぜひ楽しみにしていてくださいね!)
テイスティング大会の後はせっかくワインがたくさんあるのですから、お料理と楽しんで頂きたいと思い、今回はル・パン・コティディアンさんのケータリングをお願いしました。定番メニューのタルティーヌ、サラダ、前菜を見た目も華やかに盛りつけたものを届けてくださいます。
サーモン、エビ、ツナ、チキン、野菜類にチーズ類、そして味わいもカレー風味などスパイシーな味わいもあったり、という多彩な味わいに、それぞれどのワインとが美味しいかを試していくのは楽しいもの。
料理とワインの相性が決してぶどう品種によるものでないことが判ります。
例えば同じサーモンのタルティーヌにソーヴィニヨン・ブランでも、サンセールは抜群の相性ですが、この日ご用意したナパ・ヴァレーのソーヴィニヨン・ブランは難しかったりとか。
日頃あまり試すことが無い、意外な、だけど美味しい組合せが、ブルーチーズとドイツの仄かに甘みのあるリースリングだったりとか。
ちなみにこちらの皆さん、来月も同じようにブラインド・テイスティング大会をご希望くださっており、今度は代表的な黒ブドウ4種類です。
来月も楽しい内容になるように頑張りますね。
コメントをお書きください